プロジェクト研究:平成15年度

表の一部が印刷されない場合があります。その際はブラウザの不具合の報告と対処方法を確認してください。

研究テーマ名 趣旨・内容

失業の地域構造分析に関する研究

失業構造の地域間格差を産み出す要因の分析を通じて、各地域の特性を踏まえ、産業政策の在り方を含めた雇用・失業情勢の改善策を提言する。

15年度は、先行研究のレビュー等を通じて地域の雇用失業構造をめぐる論点を整理するとともに、国勢調査等により雇用失業の地域格差の要因を分析する。

労働条件決定システムの再構築に関する研究

就業形態の多様化や労組組織率の低下等を踏まえ、新たな労働条件決定システムを提言する。

15年度は、先行研究のレビュー等を通じて労働条件決定システムをめぐる論点整理を行うとともに、パートタイマーの組織化の動向や主要国における集団的労使紛争処理システムに関する制度実態の把握等を行う。

我が国における雇用戦略の在り方に関する研究

OECDやEUの雇用戦略に学びつつ、我が国の社会や労働市場構造にあった雇用戦略プランを提言する。

15年度は、先行研究、特にアメリカやEUにおける政策評価に関するレビュー等を通じて雇用戦略、特にその中でも重要な柱となる政策評価をめぐる論点や手法、その我が国へのインプリケーションの整理を行う。

多様な働き方を可能とする就業環境及びセーフティネットに関する研究

SOHOやテレワークなど従来みられなかったものを含めて多様な働き方をする者の就業環境やセーフティネットの在り方を提言する。

15年度は、先行研究のレビューや「労働者性」に関する判例の整理分析等を通じて多様化をめぐる論点を整理するとともに、NPOや業務委託に関する実態調査を行い、高齢期のセカンドキャリアの視点も含めてとりまとめる。

企業の経営戦略と人事処遇制度等の総合分析に関する研究

企業経営の変化等の中で、労働者の能力が最大限に発揮され、かつ、公平性の高い雇用管理の在り方について研究する。

15年度は、先行研究のレビュー等を通じて、雇用のベストミックス、業績主義人事、企業統治の変化等を中心に論点を整理する。

職業能力開発に関する労働市場の基盤整備の在り方に関する研究

技術革新の変化や国際競争の激化に伴う人材ニーズの変化に対応した人材育成システムの在り方について研究する。

15年度は、先行研究のレビュー等を通じて企業側・労働者側の能力開発に対するニーズ等に関して論点を整理するとともに、労働者の長い生涯における能力開発とキャリア形成と実態把握を進める。

仕事と生活の調和を可能とする社会システムの構築に関する研究

労働者が仕事と生活のバランスを取り、いろいろなことに挑戦し、可能性を追求することができる社会システムの構築に向けた研究を行う。

15年度は、先行研究のレビュー等を通じて、企業の両立支援策を中心に論点を整理するとともに、実態分析を進める。

総合的な職業情報データベースの開発にかかる研究

各職業の職務分析や必要な知識、資格等の分析、体系化による、職業選択、職業指導等を支援する基盤となる職業情報データベースの開発に係る研究を行う。

15年度は、職業情報の収集・体系化、就職支援システムの形成に係る検討を行うとともにコンテンツ開発を進め、職業情報データベースの第一次パイロット版を試作をめざす。

ホワイトカラーを中心とした中高年離職者の再就職支援に関する研究

ホワイトカラーを中心とした中高年離職者の再就職支援のための新たなカウンセリング技法や、就職活動を効果的に行うための適職探索支援の技法等について研究する。

15年度は、既存支援策の対象となった者の追跡調査を行い、開発課題を分析検討する。