ディスカッションペーパー 06-06
キャリアシミュレーションの教育的効果に関する実験的検討

平成18年9月20日

概要

本論文は、若年者の進路の選択肢が広がりつつある状況下で、一般の若年者にも進路決定が難しくなっている現状を考慮し、新たなキャリアガイダンスツールとして、キャリアシミュレーションツールの開発を予備的に検討したものです。

まず、シミュレーションの基本的機能と欧米での先進事例について概観し、キャリアシミュレーションの特徴を3種類(「人生選択」型、「意思決定支援」型、「職種体験」型)に分類しました。わが国の状況を考慮し、人生キャリアを主題としたシミュレーション開発を目指すとの方針を定めたうえで、コンピュータによる職業探しのツールを用い、擬似的なキャリアシミュレーション状況を再現し、効果を測定する実験を実施しました。

その結果、擬似シミュレーションを実施した群では、人生に関する進路課題への自信がつき、人生キャリアへの関心が高まることが明らかになり、シミュレーションの教育効果が確認できました。さらに、進路に関する自己効力感の高い個人や、シミュレーションツールに没入しやすい性質をもつ個人には、より効果が高い可能性が示唆されました。

本文

執筆担当者

深町 珠由
労働政策研究・研修機構 研究員

入手方法等

入手方法

非売品です

お問合せ先

内容について
研究調整部 研究調整課 03(5991)5103

※本論文は、執筆者個人の責任で発表するものであり、労働政策研究・研修機構としての見解を示すものではありません。

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