ディスカッションペーパー 13-01
仕事と介護の両立支援の新たな課題
─介護疲労への対応を─

平成25年3月29日

概要

研究の目的

仕事と介護の両立支援について、今後検討を深めるべき新たな課題を明らかにする

研究の方法

ヒアリング調査と既存データの二次分析

主な事実発見

  1. 介護休業の取得者は少ないが、通院の付き添いや介護サービスの利用手続きのために1日ないしは時間単位で仕事を休む労働者は多い。
  2. しかし、こうした物理的な時間のやり繰りとは別の次元で、認知症介護にともなうストレスや深夜介護の疲労から介護者が体調を崩し、仕事の能率が低下している(図1)。
  3. 物理的に勤務時間の調整を必要とする日中の介護だけでなく、介護による体調悪化もまた年休取得確率を高める(図2)。

図1 家族的責任による仕事の能率低下を感じている割合
―介護による体調悪化の有無別―

図表1

図2 介護のための年休取得割合*
―介護による体調悪化の有無別―

図表1

政策的インプリケーション

物理的な時間のやり繰りだけでなく、介護者の健康管理の観点から有効な両立支援のあり方を検討することは今後の重要な課題。

政策への貢献

企業における仕事と介護の両立支援の取組み推進事業の基礎資料となりうる。

本文

研究期間

平成24年度

研究の区分

プロジェクト研究「企業の雇用システム・人事戦略と雇用ルールの整備等を通じた雇用の質の向上、ディーセント・ワークの実現についての調査研究」

サブテーマ「仕事と生活に関する調査研究」

執筆担当者

池田 心豪
労働政策研究・研修機構 副主任研究員

入手方法等

入手方法

非売品です

お問合せ先

内容について
研究調整部 研究調整課 03(5991)5104

※本論文は、執筆者個人の責任で発表するものであり、労働政策研究・研修機構としての見解を示すものではありません。

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